今月も三木うたごえ喫茶がありました。
新キャラのピアノが加入して1年チョイ。やっと馴染んできた感じかなと思ったり思わなかったり。漬物でもカレーでもそうだが、味が馴染むのは時間がかかるものなのだ。
さて、ヨタ話はほどほどにしておいて。
2月26日は「カチューシャの唄」の日らしい。ということで、1曲目はカチューシャの唄。
実は午前中打ち合わせした時点では「スキー」がスタート曲だったんですが、カチューシャの唄の日ということなら入れない手はない。しかしプログラミングの都合で、どこに放り込もうという話に。
「日付がぴったり合う曲は開始に良い。せっかくなんだから1曲目でしっとりやって、『ほいじゃ、気分変えてスカッとスキーいっちゃいましょー』にしようか」という案が出され、可決されました。
スキーでは「飛鳥(ひちょう)」を「あすか」と読みそうになったり、「手練(しゅれん)」を「て??」と読みそうになったとリードさんがカミングアウト。難しい歌詞だけど、カッコいいですよね~。
ちなみにピアニストも、これを別の場所でやった時に旧版と新版歌集で歌詞の2番と3番が入れ違ってたか何かで、先輩と「?!」状態で顔を見合わせたことがあります。
その後は春を待つ歌、そして去年の2月に引き続いてロシア民謡特集。
今回は楽しいのとシブーいのと、ほどほどなバランスでロシア民謡が集まりました。
リードボーカルWさんの歌の解説もボリュームアップ!
ロシア民謡ばっかりだったので統一感もあり、ピアノも弾きやすいし、ノリやすい。
しかし今日は中々、皆さんよく声が出るなぁ。とても良い感じの盛り上がり方です。1月の時と違って、あんまり低音は出てこない感じかな。これなら多少無茶なキーでも大丈夫かも……。
楽しくやって、1部トリはお誕生日会……ありゃ。0。
だいじょうぶですか~、はずかしがってませんか~、とリードボーカルさんたちが呼びかけている間、ピアニストは「十月十日……4月ねぇ」とかくだらないことを考えていたのは内緒。
うん、いらっしゃらないようなのでいつものように「幸せなら手を叩こう」しましょう!
ここもうたのお姉さんWさんの独壇場。笑い声がとてもよく出ておりました。
和やかになったところで休憩。リクエストくださいね~、とKさんWさんでアナウンスなさった後でお茶タイム突入。
さて、コーヒー飲むべとピアニストも楽譜を整理しかけた時、ひょいとピアノのそばに人影。
「ちょっとこの曲弾いて頂けませんか??」
あら。歌のリクエストを募ったら、ピアノのリクエストが来ましたか。
シューマンのトロイメライは遊びで弾いたことはあるが、レッスン受けたことないんだよなー。
もう1曲はモーツァルトで、初めて見る曲。でも弾けないことはなかったので、どうにかクリア。
中々綺麗な曲でした。これが「ショパンのワルツ弾いて~」だったら詰んでたけど。
とりあえず弾ける曲だったら、2部に影響出ない範囲で対応したほうがいいんだろうか。
そんなこんなでちょっと落ち着いてからリーダーの手元を覗く。
お。今日は紙がいっぱいありますね。というかこれはもしかして今までの中でも多い方じゃないか?
1人が何曲も、ではなく何人もの方が1、2曲という状況なので、本当にサクサク進めないと間に合わない。必要なら歌詞カットしよう、この曲のイントロは分かりやすいほうで行く、うんぬんかんぬん……ということで作戦会議終了!
2部スタート!
「つきがとっても青いから」「この広い野原いっぱい」、「贈る言葉」、……1月にやったホヤホヤ「囚人の唄」、「学生時代」……。
というか予想外に楽譜探しに手間取ることが判明した為、ピアニストからリードさんにこっそり「すいません、歌のタイトル先お願いします」。何をやるかは何となく覚えてるけど、順番はリードさんにお任せしちゃってたので、次の曲が何か分からないという。
別の場所では確かにページ数を先にコールしていて、お客さんからしたらそれが良いのだけど、あっちはリクエストをその場で直接リードがお客さんに聞いていて、その間に全部メモ→さらにアシスタントがいるから出来る技だしな(もっといえば楽譜が分冊になっていたり、もう1つは楽譜と歌詞が一体になっているから2つを探す必要がなかったり、ちょこちょこ三木と細かい違いがある)。
うたごえ喫茶の数だけやり方もあるので、まあもう少し考えよう。
大幅に変えるほどでなく、ちょっとした良いやり方がありそうな感じなんで。
と思っている間に「イムジン河ですね~」。えっと、イムジン、イムジン……あれ?
イのページに見当たらない。リムジンになってるのかなと思ったけどそこにもなく、結局リードさんの楽譜をお借りして切り抜けました。
ほか歌いも歌ったり、12曲!
今回は365歩のマーチで締めました。
んでなぜか一本締め。妙にノリの良いうたごえ喫茶でした。
順調に、頂くリクエストの数が増えてきていて嬉しい限りです。
進行に困らない程度になり、寂しい思いもしなくなりました。来年か再来年あたりには新たな別冊なしで、1部後半からリクエスト行ける位になったらいいな。
今回いくつか歌えなかった曲があり、また新たなリクエストを頂きましたので、次回はおそらくそれをお届けすることになると思います。
特集名は何になるんだろう? ごった煮? いろいろ? つれづれ? ま、いいや。
次回は3月26日。年度末で色々お忙しい時期とは存じますが、気分転換にいらして頂ければ嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします!